菜彩クッキングとは


食べものが豊富になった反面、現在人の7割~8割の方が野菜不足という現実がここ10年来続いています(国民健康・栄養調査結果より)。
菜彩クッキングの名前の由来は「野菜」を「彩り」よく手軽にたくさん食べて欲しいという願いを込めて命名しました。野菜のパワーと食材の持つ薬膳効果を組み合わせ、食べ物から健康になってもらうことを 目標にしています。
そのためには、手軽に活用できる「重ね煮」という料理法を通じ、中医学で学んだ自然に逆らわず旬の食材で無駄なく調理することをモットーにしています。



コンセプト
ひとつの料理を仕上げるのにこれが正解という答えは明確ではありません。

誰もが家庭では一流のシェフとして頑張っていらっしゃいます。

ここではレシピに沿って少人数(定員4人)で一から作って頂きますが、試食タイムには「こんな料理法もある」「我が家での味付け」などの知恵と工夫を皆でシェアできるようにたのしい雰囲気をモットーにしております。
そして誰もが笑顔で健康になってもらえることを願っております。

講師紹介

 栗田 晴美 Kurita Harumi

企業で管理栄養士として料理教室・生活習慣病予防教室に従事。

定年退職後食事で健康を維持増進させるには栄養学だけに頼るのではなく、食養生という観点から薬膳インストラクターの免許取得。
2017年4月いんやん倶楽部陰陽調和家庭料理R教室で師範免許取得。
重ね煮を使った薬膳家庭料理教室を実家で開催するとともに、奈良市「西部公民館、京西公民館」で薬膳重ね煮教室を開催。

その他≫  地域公民館にて各種イベント講習会、西宮住宅展示場にて薬膳料理講習会、調理師学校特別講座講師など

資格≫  管理栄養士  薬膳インストラクター
      製菓衛生士   2級洋菓子技能士

退職後のんびりするつもりでしたが、時間ができてやりたいことを考えた時にやはり食の 世界から離れられず、薬膳の勉強、重ね煮の世界に栄養学とは違った自然との共存のもとに 体の声を聞きながら、食材選びをすることにしました。

飽食の時代を迎えた日本ですが、これでいいのかとデパ地下のあふれる素材や惣菜に疑問を持っていました。

命あるものを無駄なくを全ていただくという意味の「一物総体」という言葉に出会い明治生まれの祖母の教えや 味噌などすべて手作りしてくれた母のことを思い出しました。

この教室での実習から、食が健全な心と体を作ることを実感していただけたら幸いです。